2021/03/11 19:28

本日もブログにご訪問くださり
ありがとうございます。

陶芸はマインドフルネス!
陶芸で心豊かな時を届けたい!


東京都立川市の
陶芸アトリエと陶芸教室。


陶芸家でアートセラピーカウンセラーの
アトリエ陶喜・辻本喜代美です。


いつもお読みいただき、
ありがとうございます!

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本日は、あれから10年経った日ですね。
3.11

奇しくも週に一回更新のBASEのブログが
そのメモリアル日にあたっているので、
10年前の今日を思い出しました。


10年前の今日。
今のアトリエではなく旧アトリエにいた私。
木造平家の当時で築50年を越した建物でした。
(旧アトリエの最終日。今はもう無いです)
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幸いにもあの日の東京郊外は震度4強と、
記録されていますが、揺れはじめ、
身の危険を感じて外に出ると
道が波打って見えて、停車中の車がバウンドし、
向かいの家のフェンスに近所のおばあちゃんが
必死にしがみついていました。


驚くことに、陶芸作品は
一つも割れませんでしたが・・・


どちらかというと、その後ですよね。


ライフラインの関係で計画停電の日々。
レッスンの途中で電気が落ちて
真っ暗になりキャンドルを灯す。
電気窯をいつ焚くか、判断が難しかった


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物理的な問題もありましたけど、
メンタルの問題もありましたね。


こういう美術や音楽、芸能の活動って、
有事の時に役に立つのだろうか・・・
むしろ何の役にも立たない・・・


そんな思いがかなりの時間
私の思考に留まり
悩んだことを覚えています。

同じような悩みを抱えたアーティストの方も
多かったのではないでしょうか・・・

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そんな思考グルグルの時に
救われたのが、
陶芸教室の生徒さんたちの言葉。


「家にいても落ち込んでしまうから
教室で陶芸ができてよかった・・・。」


10年前は私もまだまだ生意気でして
この本当の意味を汲み取れないでおりました。
まだまだ自分の目指すものが
遠く遠くを見ていましたからね。


あれから10年


奇しくも、形は違えど
同じような状態が巡ってきている昨今。
やはり同じことを
陶芸教室の生徒さんたちが
同じようなことを
おっしゃってくださいます。


ありがたいですね。


今の新アトリエに移転して8年が過ぎ


自分も歳を重ねたせいか、
今はこの意味がよくわかります。
心理カウンセリングの学びも
そこに大きく貢献していることも確かです。


自分も周囲も環境も変わる。
状況に合わせて教室の在り方も変化しながら
対応していく。その結果ご縁無くなる生徒さんも
少なからずいらっしゃるのは事実。
それは仕方ないことです。


だから、常にこう思うのです。


今、ご縁ある方々と
どう心地よく集うことができるか。


これだけを常に考えて
これからもアトリエを続けて行こう!


3.11から10年の今日。
思いながらこのブログを書きました。


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最後までお読みいただき、
ありがとうございました。