2019/09/19 12:42
本日もブログにご訪問くださり、
ありがとうございます。
アトリエ陶喜の辻本喜代美です。
先日14日は中秋の名月でしたね。
なんとなく我が家も秋に向けて、
衣替えや、ファブリックの雰囲気替え、
お料理もちょっと温かいメニューが増えたり、
夏が去りつつあります。
先日お客様から頂いたお写真。
今回は「お客様からの声3」として
ブログにご紹介させていただきます!
それぞれお迎え下さった私の作品を
秋のインテリアに模様替えされた中、
飾って下さった様子の写真をいただきました。
かなり以前から
私の作品を応援下さっているI様
玄関アプローチでしょうか?
アートギャラリーのように飾られた
絵画たちとともに作品をお飾りくださいました。
「喜代美さんの作品の表情は
哲学者のような深みがありますね。」
と、おっしゃってくださいます。
静かな時が流れる空間。
秋の物思いに耽る。
その中に佇む作品。
そんな上質な空気を演出をされるI様
ありがとうございました。
(↑ アートギャラリーのような玄関ホールで佇む作品たち/I様/東京都)
(↑天使の作品を和室にお飾りくださったS様/東京都)
こちらは天使の作品を和室にお飾りくださったS様
アート作品がお好きな叔母さまと
私の作品をご覧になって
函館のトラピスチヌ修道院を思い浮かべ
宮沢賢治の世界と東北のマリア様を
イメージくださったそうです。
不思議ですね。
実はこの私の作品に使われている釉は
父の故郷である岩手県宮古市の
箱石という地域の山土を原料に
私がオリジナルで作った釉でした。
S様にはお伝えしておりませんでしたが、
作品から伝わる雰囲気が
イーハトーブの空気を運んだのでしょうか?
本当に不思議です。
また、S様は今年他界されたお母様が
「きっと作品をお楽しみくださるのでは?」
と、時をともに重ねていくパートナーとして
作品をお迎えいただいた。という
心温まるエピソードを写真に添えて
送っていただきました。
ありがとうございました。
作品を作り、発表し、皆さんの元にお届けする。
この活動を続けて、
ありがたいことに24年目になります。
もう四半世紀、陶芸に関わることができました。
その中で時々、
お客様と私との間に。
奇跡的なエピソードをもたらす作品があります。
特にこの5年内はそのようなことが
多くなりました。
なぜかはわかりません。
でも、何か偶然ではない必然のメッセージを
感じずにはいられないこの頃。
若く抗うエネルギーよりも
大河に身をまかせる自分。
そんなおおらかな気持ちが心地よく感じるのは
50を目の前にした心境なのでしょうか(笑)。
以前のようなスピードはありませんが、
たぶんこれからは、私の違う一面を
発見しては楽しむ。
そんな制作スタイルと活動を
思い描くこの頃です。
作品は物語の種
その種がお客様のもとで芽吹き
新しい幸せの物語となって
花開いていく。
これからも幸せの物語が続くよう、
作品を作っていこうと思います。
今回のブログをご一緒に楽しんでくださり、
ありがとうございました。
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