2019/12/19 12:29

本日もブログにご訪問くださり、
ありがとうございます。

陶芸とアートで大人のリラックスと
豊かなマインド&ハートを大切にしたい!

東京都立川市の陶芸サロン、
アトリエ陶喜の辻本喜代美です。


*最初にお知らせです*

干支ねずみの
スワロフスキー装飾タイプについて、
お問い合わせいただいております。
ありがとうございます!
現在Webショップで
sold outとなっておりますが、
お取り扱い中です。
(松山三越では販売数が終了しております。)

「あ〜、気になっていたわ〜。
キラキラの干支ちゃん。」

という方は、ぜひ実物に
触れてみてくださいね!

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さて皆さんは朝ドラ、
ご覧になってますか?

女性陶芸家の草分けである
神山清子さんをモデルにしたドラマと聞いています。

ドラマを見ているとつい
同業者目線で見てしまうことが多々あり、
なんとも不思議な気持ちになるものですね。

以前、お医者様に聞いた話ですが、
やはり医療ドラマを見ていると、

「ツッコミどころに目がいって
ストーリーに集中できない!」

なんていうお話を伺いました。


陶芸が朝ドラになったおかげで、
一般の方にその作業工程がザックリでも
分かりやすくなったことは嬉しいです。


特に心打たれたのは
ヒロインの喜美ちゃんが、
婚約者の八郎さんの役に立ちたくて、
電動ロクロでコーヒー茶碗を作る場面。

何度も何度も失敗して、
見た目よりずっとその難しさと
奥深さに気づくシーンです。


あ、この写真は喜美ちゃんではなく、
喜代美ちゃんですけど(笑)↓
大人になると日常の中では
失敗を回避する思考が働くので、
失敗しない方を自然と選ぶようになります。
それは次第に、

失敗することは悪いこと。
失敗すると、自分はダメな人になってしまう。
失敗すると、自分は恥ずかしい人

という恐怖のレッテルに変わります。


教室でも生徒さんが時々もらす言葉で、

「あ〜、またうまくいかなかった〜。」
「あ〜、いつまでたっても出来ない。」

という二大巨頭の言葉が
電動ロクロの前で生まれます。
そんなとき私はこう言います。


「大丈夫だよ〜。
お茶碗が壊れたって
死にはしないよ〜。」


それは手びねりでも同じ。


陶芸は窯に入れて成仏させる前は
何度も何度も
失敗を味わうことができる作業です。
そして、失敗の体験が多いほど
小さな歩幅ながら出来た喜びを常に見つけ、
色々な感情を味わい、
完成したときには愛おしく、
全てが経験になり繋がる作業。


いま、ここにいる自分を感じる。
過去でもなく、未来でもなく、
いま、ここにいる自分の気持ちを。


そんな風に思うのです。



これからの私の陶芸教室が
どんな教室でありたいか。


最近、とってもよく考えるようになりました。

以前は、

「作る楽しさを味わう場所。」

ということ以外、思いつかなかったのですが、
今はちょっと変わってきました。

それは、

「安心して失敗する楽しさを味わう場所。」


それはたくさん失敗してきた私が
ずっと陶芸に関わり続けられた理由を
思い巡らしたときに、

ポロっと出てきた言葉でした。

朝ドラを機に、今週思ったことです。

今回のブログをご一緒に楽しんでくださり、
ありがとうございました。

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〜年末年始の営業〜

陶芸教室(水・土・日)は年内29日が最終レッスン。
 年始は2020年1月5日からとなります。

*月に一回オープンのアトリエ陶喜プチ ショップ。
 次回のオープン日は1月5日です!

*アトリエ陶喜WebショップはBASE事務局が休業の
 12月28日〜1月5日をお正月休みで休業となります。
 商品の年内最終発送は12月27日となります。

私のアトリエのHPでは
作品や展覧会の情報、
主催する陶芸教室の詳細なども
ご覧いただけます。
ぜひ、合わせてご覧ください。

アトリエ陶喜
辻本喜代美

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