2024/08/29 15:10

バイオリズムという言葉があります。
検索すると
生物の活動に見られる一定の周期的な変動
睡眠と覚醒とが胃に血を単位として現れる様。
人間の感情や知性についてもいうことがある

といった説明が書かれていました。
要は生きているものに対しての活動周期。
この周期って作品を制作する上でも影響を及ぼします。
ただいまスランプ時期に入っていました。

◉泉のようではない

ありがたいことに展覧会会場では時どき

こんな言葉でお褒めいただきます。

「どうしたらいつも、

作品のアイデアが生まれるんですか?」

そう思っていただいて、

ありがとうございます。


確かにアイデア+創作意欲が湧いている時は

ガーっと作陶に打ち込む私ですが

その真逆もあり、

少なくても年に1シーズンは

何も浮かばず手につかず、

低空飛行をするときがけっこうあるんです。

アイデアが泉のように湧いてくる。

というわけではないのです。


思えばちょうど2年前の今頃が

スッポリその時期でした。

ワクワクするテーマが見つからなかったなぁ。

幸い2年前はその後にコレ!

というテーマが見つかり

そこからすごい勢いで作り出し、

そこからシリーズ3回の個展を開催して

今年夏のシーズンは少々燃え尽き症候群に

なってしまいました。



◉兆し


そんな時は何をしているかというと、

淡々と、やるべきことをするしかないです。

私の場合は、だいたいHPや

SNS周りのことを整えたり

販促物を見直したり、cafeサロンの

イベントの準備をする活動に追われます。

でもね、デジタルの仕事ばかりしていると

心が騒ついてきちゃうんですよね。

そんなことが積み重なり続けた夏の終わり。


あ、これを作ろうかな・・・


心の中に小さな兆しの灯が点りました。

「今まで作ってきた作品の中で

作って楽しかったテーマのものを

もう一度、作ってみよう。」


ということで、ただいま製作中

◉バイオリズムを意識す


低空飛行の時真っ只中の時は

なかなか気がつきませんが、

少しだけ視点をずらすと、

リズムの波形が見えてくるものです。

波形が見えると「ああやっぱりね。」と

思って少し安心するのです。

だから、自分自身のバイオリズムを意識するのは

とっても大切ですね〜。


ということで、新しい作品を作り始めました。

次の展覧会に出せるのかどうかは

結構ギリギリな感じです。

でもね、楽しく作れる気持ちが戻ってきたことは

とてもありがたいし嬉しいこと。

低空飛行をしていたとしてもそれはアイドリング。

止まらないことが大事です。そして

今の思いは来年に生きていきますから。


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最後まで読んでいただき

ありがとうございます!

アトリエ陶喜・辻本喜代美でした。


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