2026/10/14 21:31
毎年10月の声を聞くと、
次の干支のお披露目時期。
そして干支置物づくりも、今年で12巡目。
2027年は、未年です。
十二支をひとめぐりするたびに、
暮らしも、私自身も、少しずつ変わってきました。
けれど、白い土に向かい
ひとつひとつ願いを込めて形にする時間だけは、
変わらずここにあります。
「未」という字には、木の枝葉が茂り、
実りを迎えようとする姿が重ねられているといわれます。
そして羊は、人とのつながりや
家庭円満を象徴する生きもの。
寄り添って暮らすその姿に、
昔の人は、穏やかな幸せを見たのかもしれません。
だから今年は、
「これまで積み重ねてきた日々が、
穏やかな実りへと向かいますように」
そんな願いを、手仕事で形にしました。

羊がまとっているのは、
手彫りの花小紋と、渦巻き模様。
それはひと彫りずつ。花がほころぶように、
渦がゆるやかにめぐるように。同じ模様でも、
手の動きや呼吸が少しずつ違うから、
仕上がる表情は、
ひとつとして同じになりません。
色は、上品な白。
まあるいカタチは、伊勢神宮の
御白石からヒントをいただきました。
白は、置く場所を選ばない色です。
リビングの棚にも、玄関の小さな一角にも、
現代のインテリアにも、すっと馴染んでくれます。
光の入り方で、彫りの模様に淡い影が生まれ、
朝と夕方で羊の表情が少し違って見えるのも、
白い陶ならではの楽しみです。
ここで、ちょっと想像してみてください。
新しい年の朝。まだ静かな部屋の棚に、
白い羊がちょこんと座っている。
お茶を淹れる湯気の向こうから、
こちらを見ている。
たったそれだけで、一年のはじまりが、
少しやさしくなる気がしませんか。

お正月だけでなく、
一年を通して暮らしに寄り添う、小さな縁起物。
新しい年を迎える準備に。
そして、大切な方への贈りものにも。
「新年も穏やかな一年を」という言葉の代わりに、
そっと手渡せる羊です。受け取った方の棚で、
一年じゅう静かに座っていてくれる。
そんな贈りものは、きっと心に長く残ります。
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【on-line限定販売会のご案内】
販売期間
10月23日(金)21:00 〜 10月30日(金)23:00
プレオープンの本日10/14から、
羊たちのラインナップをご紹介しています。
販売が始まるまで、お顔を眺めながら、
どうぞ楽しみにお待ちください。
一つひとつ表情の違う、愛らしい未たち。
それぞれのお顔をじっくり眺めて、
迷う時間まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
新年を共に迎える、あなたの特別な一匹に、
きっと出会えるはずです。
